恐らく
銀河祭りラストになるであろう撮影に行っていました。4/29の夜に今度は近場にある仲間内だけで使っている秘密の場所で単独撮影です。翌日はカレンダー上で平日でしたので仕方ありませんね。でも偶には一人で星空を独占するのも新鮮でいい気分でした。
そして
今回も冷却CMOSカメラでトライする事に。前回はビクセンのR200SS+コレクターPHでしたのでF3.7という短焦点でしたが、今回はEdge800HD。口径203ミリで焦点距離2032ミリのF10にASI294 Pro MCを取り付けて長焦点+フォーサーズセンサーで遠方の銀河をドアップで写そうという試みです。
が。
Edge800HD用のフィルターは持っていないという事実がのし掛かります。このカメラはナローバンドフィルターを使わないならIRカットフィルターが必須だそうで。幸いそのフィルターはオマケしてくれていたのでそこは大助かりです。感謝。
問題は
そのフィルターを何処に取り付けるのか? です。取説を見ても載っていないし、暗がりの中でアレコレしていても埒があきません。仕方ないので当日別の場所に出撃している星仲間に電話して教えてもらいました。感謝ですね。
しかし、自分でもよく分かっていない事を説明する事の難しさよ……。そもそもパーツの名前すらよく分かっていないんですからそりゃぁ手こずりますよね。粘り強く教えてくれた仲間に感謝です。
そして
いつもは多段階露光で写しています。ハイライト部分が飽和するのを避けたいので。ですが冷却CMOSカメラだとダークフレームを大量に撮らないといけないそうなので、今回は単露光(造語)でやってみました。
後で気付いたんですが、カメラを冷却してから寝てる間にダークフレームを自動で撮ればいいんですよね……多段階でも。で、試しにやってみたらノートPCが勝手にスリープになっていて途中からやり直しにw 設定を変えて5時間放っておけるようにしました。次回はこれでいきます。
M105周辺
取りあえず、成果がこちらです。
ちょっとノイズが多めでしたので苦しい処理になってます。これはダークが足りなかったのか、それともカメラの温度設定なのかフレーム数なのか……色々と突き詰めていこうと思います。
Light_ASIImg_180sec_Bin1_-10.0C_gain120_×40
dark_ASIImg_180sec_Bin1_-10.0C_gain120_×40
ただアンプグローは割と少なめでした。
NGC4567・NGC4568
以前から撮ってみたかった対象です。二つの銀河が合体し始めているところらしいのですが、M51とはまた違う趣でいいですね。「蝶銀河」というニックネームがつけられています。向かって左がNGC4567、右がNGC4568です。
ややぼやけた印象になっているのが残念ですが、次の機会にリベンジしたいと思います。
Light_ASIImg_120sec_Bin1_-10.0C_gain120_×80
dark_ASIImg_120sec_Bin1_-10.0C_gain120_×80
なんにしても、最初から万全には行かないものですね。だからこそ工夫して楽しむ事が出来るんだと思いたいところです。
ついでに
撮影中にカップラーメンを食べようとしたんですが、途中のコンビニで買った時に箸をもらい忘れていました……。
パンも買っておいて良かったですわ。
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