三毛猫ミーコの思い出話⑤ 猫の習性

三毛猫ミーコの思い出話
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猫の習性

愛猫家なら皆さんご存じの事ですが、猫は狭いところが好きです。「警戒心からだ」とか「野生時代の名残だ」とか言われていますが、そこは猫自身か神様に問い合わせないと分かりません。

が、とにかく猫が「狭いところLove」であるという事実は変わりません。ミーコもご多分に漏れず狭いところが大好きで、隙間さえ見つければ入り込みご満悦となっていました。

私が「お前……出口塞がれて困ったりすんなよ?」と語りかけると「大丈夫! 心配いらん!」と言わんばかりの張り切った顔でコチラを見返していました。事実、危ない事は無かったわけですがどうしても心配してしまいますよね……。

左利き?

私の部屋に来てくつろいでいる時でも、箱があればすかさず入り込んでいました。そして中をチェックしてから縄張り状態に。

そんな時は私もつい遊び心が湧いてきてミーコにちょっかいを出してしまいます。

私の部屋にちょうどミーコの頭までがギリギリ隠れそうな段ボール箱があった時の事。ミーコがコレを見逃す筈もなく、すっかり自分の縄張り状態にしたので早速ちょっかいを出してみました。私が箱の縁に指をかけてチョコチョコ動かしてミーコ側に出したり引っ込めたり……するとミーコの目の色が変わり猫パンチの連打! 段ボール箱に小気味よい打撃音が。そうするうちに気づきました。

明らかに左の猫パンチが多い。

これは検証せねばなるまいと手の位置を左右にずらして挑発してみるも、やはり左猫パンチが圧倒的多数です。右も使わないわけではないのですが、左には遠く及びません。「これは左利き確定か?」と思っていたのですが……。

そう甘くはない

スーパーボールで遊んでいた時です。廊下でミーコにボールの動きを見せていたのですが、それほど追いかけないのです。やはり私の手がいいのか? とは思うものの、コチラとしてはリスクがありますし、ワンパターンは私が嫌いです。

なんとか他の遊びも楽しませてやりたい。そう思った私はスーパーボールにバックスピンをかけて飛ばしました。指でバックスピンをかけながらピシッて感じです。そうするとスーパーボールが行ったり来たりしながら少しずつ前進していくんですね。ご存じの方も多いと思います。

それを見せてやるとミーコの目が丸くなってきました。髭も少し前に向いて曲がっています。これはいける! もう一度同様にしてやると、目で追った後に動きが止まったスーパーボールに向かうミーコ。そして「動け」と言わんばかりにチョイチョイと――右でつついてます。

どうやら利き手(前足)はないみたいですね。その時の気分だが状態だかで使い分けているみたいです。

猫最大の習性である気まぐれに振り回されてしまったようで。

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