オッサンの趣味
の一つにガンプラがあります。たしかにガンプラユーザーは若い世代よりも中高年が多いとも言われますが、実際のところガンダムを観ているのも中高年が多いいんしょうではあります。いわゆる先細りですね。
まぁそれでもガンプラブームの直撃を受けた世代にとっては懐かしくも新鮮な趣味。「懐かしい」はともかく新鮮というのはブーム当時では到底考えられない技術革新にあるのです。二重関節はもはや当然として、腰をねじって傾けたりパーツがスライドして可動域を広げたりと凄い事になっているのです。その分だけ作るのが大変なんですが……。
今回はコレ
今回作るのはコチラのMGシナンジュです。
見た目からして格好いいですね。作るのも手間がかかりそうです。これは「機動戦士ガンダム ユニコーン」でラスボスのフル・フロンタルが前半で搭乗していたネオ・ジオン総帥専用の超高性能機であり、何気にサイコフレームを組み込んだニュータイプ専用機でもあるとのことです。「あるとのことです。というのは劇中でサイコフレームっぽい描写が全く無かったから。そんな描写はユニコーンばっかりでしたね。取説の機体解説にサイコフレーム搭載機とあって驚きました。
仮組みは
まずは仮組み……と行く前にYouTubeで情報収集です。昔ならホビージャパンやら模型情報などの専門誌かプラモデルを題材とした漫画くらいでしたが、全くもって便利な時代になったものです。そして結論。
仮組みはしない!
なぜならば、YouTuberによると仮組みだけで五時間を超えたとの恐ろしい展開になるもよう。そんなのコチラの心が折れてしまいます。それ以上に拙いのは分解した後でどれがどれだか分からなくなるという可能性が高いこと。これだけパーツが多いと本気で危険です。小さいパーツは無くしてしまうかも知れません。それにこれだけ精度が高いと分解途中でパーツを破損する事も充分考えられます。嵌め込むのも一苦労な事がちょくちょくありますから……。
なので組み立てる単位毎に仮組み的な事をして目安とする方針に決めました。全体のバランスだのイメージだのはパッケージ写真で充分です。
取説にもポージングした写真とか載ってますからね。カラーリングは劇中のイメージに近づけて鮮やかな赤にしたいなぁと。色々調べてみたところ、キャンディ塗装がイメージに近いのでそれで行く事にしました。各色のイメージも固まったので忘れない様にメモして製作開始!
まずは
取説に従い頭部から作っていきます。この段階ではそう困る事はありません。細くて長い角(ブレードアンテナ)を折らないように気を付けるだけです。
サーフェイサー→下地の黒→GXメタリックブラッディレッドを塗ったところ。黒の上から塗っても意外とピンクっぽい色合いです。YouTubeで観たよりもピンク寄りですね。モニターの色調整のせいでしょうか。
その上からクリアディープレッドを二回ほど重ねます。
うん、この色だ!
と言うわけで赤はこの色で行く事に決まりました。
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