やっと
なんとかわかり始めてきましたpixinsight。まだまだテキストを見ながらですが、ノンリニアフェーズまでは辿り着く事ができましたので、「全く分からない」という方に向けて「下処理~リニアフェーズ」を簡単に解説しようと思います。なにしろ私自身がまだよく分からない中で手探り状態ですから、「分からない人は何が分からないのか、何を知りたいのか」が分かるつもりだからです。
上級者の皆さんって、「はるか先の事まで説明してくださるもんだから、初心者はわけが分からなくなる=こっちのメモリがパンクしてしまう」事が多いと思うんですよね……。pixinsightは出来る事が多すぎるもんだから親切心で語ってくださるのは有り難いですし感謝感謝なんですが、なにしろこっちはド素人なんもだから理解出来ないという悲劇になってしまうんですね……。
そこで
ド素人に毛が生えた私が毛が生えていないド素人の皆さんに分かる範囲で解説してみます。
まずpixinsightを立ち上げてintegrationされた画像を開きましょう。ドラッグ&ドロップで開けない場合はファイルメニューから開きましょう。私は最初の頃、ドラッグ&ドロップで開けなかったのでエラーかと思い何度もintegrationをやり直したのですが、ファイルメニューからあっさりと開けて徒労感に襲われた事がありますw
それではスタート!
まずはじめに、pixinsight絡みの解説は丹羽さんの本の解説という事になります。ただ、読んでも細かい部分が分からないので試行錯誤した結果という形です。
元を知りたいと言う方はこちらをどうぞ。

さて、integrationした画像のMasterLightのファイルサイズが小さい方を開いたら、画面左横にあるProcessExplorerからScreenTransferFunction(略称stf)を開きます。名前にナンタラlowだのナンタラhighだのナンタラmaskだの付いている画像は要らないので消してください。小さなウインドウで開かれているProcessConsoleは邪魔になるのでどこかへ追放してください。閉じてもいいのかもしれませんが、何かあっても困るので一応開いています。右上の下向き三角ボタンをクリックするとデフォルトで何処に表示するのかを選べます。私は邪魔になりにくいRightーBottomにしました。
この画像ではまだ設定していませんが気にしないでください。
一度使うと、画像のように上の枠に表示されますが、最初は下の方に表示されていると思います。ProcessExplorerが見当たらない場合はProcessメニューのIntensity Transformaitionから探せる筈です。無事に開けたら左側にある核施設にあるような黄色と黒の丸いマークを押しましょう。
すると画像が明るくなります。これはまだ表示上だけであって、データが明るくなったわけではないそうです。実行ボタンを押すまではそうなんだとか。まだるっこしい気もしますが、試行錯誤する前提なんでしょうね。
この段階では色がすれている事も多いそうです。左上の鎖みたいなマークをクリックしてからもう一度丸いボタンをクリックします。そうするとstfが自動で色合わせをしてくれるので色が正しく表示されるので、次に移ります。まだデータ上では何も変わっていないので、画像データにこの情報を移します。これをストレッチと呼ぶそうです。ProcessExplorerまたはProcessメニューのIntensity Transformaitionの中のHistogramTransformationを起動します。
この時点ではまだstfは開いたままにしておきます。
開いたら右下のチェックマークをクリック。これはHistogramTransformationの表示情報が画面の画像に同期する為のものです。
ここからが問題
これから独特過ぎる操作になります。stfの三角マークをHistogramTransformationの一番下にドラッグ&ドロップします。一番下というか、したの枠を狙うくらいで丁度良いかと。丸だの四角だのがある辺りですね。これでstfの情報がHistogramTransformationに移りました。意味不明かもしれませんが、そういうものだと諦めてください。
次にHistogramTransformationの三角マークを開いている画像にドラッグ&ドロップします。すると画像が真っ白か、めちゃくちゃ明るくなります。今度はstfの右側・下から2番目のモニターのマークみたいな四角いマークをクリック。stfの表示がオフになります。これで画像が正しく表示された筈です。これで下処理が終わりました。ここからリニアフェーズに入ります。
と言っても
お勧めしたいくらいの便利機能を紹介するにとどめます。それ以外は自身がありませんしw
まずはAutomaticBackgroundExtractor(略称abe)です。これは実に便利な機能で、背景のムラを除去してくれる機能です。正直、某SIのセルフフラットが比べものにならない性能です。
まずstfとHistogramTransformationを一旦閉じます。取りあえずは用が終わりましたので。
次いでProcessExplorerからBackgroundModelizationからabeを開きます。
開いたら下段のTargetImageCollectionを開きます。CollectionでSubtraction(引き算)かDivision(割り算)かを選択します。街明かりや月明かりを除去するならSubtraction、周辺減光ならDivisionだそうです。ただ、引き算は効き過ぎる事が多いそうで、割り算でいいんじゃない? という議論があるんだとか。私はとりあえず割り算でやってます。
四角マークの実行ボタンをクリックするか、三角マークを画像にドラッグ&ドロップするかして実行します。
ちょっと画像が変ですが気にしないでください。
このabeは実に効果覿面で、過去画像でも試してみたことがあります。
まずはこちら。
右側にムラがあるんですが分かりますかね? 入力画面ではよく分からないんですが……。
そしてこちら。
ムラが消えている事がわかるでしょうか? 何故かファイルの名前が変わってアップロードされているので、もしかしたら逆になっているかもしれません。
さて、実行するとBackgroundModelも生成されます。これが元画像と比べて変で無ければ、取りあえずはいいんじゃないかと思います。
今回はこのくらいにしておきます。長くなりましたし。
それでは画像を保存しましょう。
ファイルメニューからSave Asでセーブするんですが、ここで重要な事があります。以外と説明されてあいませんが、他のソフトでも処理する場合は必ず16bitで保存しましょう。
形式は勿論TIFF等でいいんですが、うっかり32bitで保存するとSIやPSで開けなくなってしまいます。
くれぐれもご注意を。
コメント