今年は
なかなか晴天に恵まれず、星活においてはイマイチな年でした。そうは言ってもコレばかりは神様の領域なのでどうにもなりません。恐らく苦情の受付窓口は空の上なのでしょう。窓口に行く事も連絡する事も出来ないのではお手上げです。
星仲間のお誘いで
ぼやいていても始まらないので、この連休中になにかしたいけど年末年始は何かと多忙ですし、天気=神様のご機嫌もあるのでどうしようかなぁと思っていると、星仲間から「県南は晴れそうなので星納めをやろうと思う」との連絡が。これはもう行くしかありません。とは言うものの、日中は餅つきの手伝いでかなり消耗しています。さすがにフル装備で出撃する体力は残っていなかったので、カメラと三脚だけで星景を狙う事にしました。
が
私は星景はあんまりやっていませんし、カブリの処理がよく分かっていません。レンズも貰い物なくらいですし。「それでも経験値になればいいや、星仲間と賑やかに楽しめればそれでヨシ!」と気楽に出撃しました。場所は県南東部の防波堤。結構規模も大きくて光害も比較的少なくていい場所です。
到着時には
フリーの夜景撮影者さんが一組おられたのですが、程なくお帰りになりました。寒いですからね。我々はと言うと三人集まり賑やかに観望や撮影、お喋りに時を忘れて楽しむ事が出来ました。観望は仲間が持ってきたTOA-130。木星や火星をじっくりと眺める事が出来ました。時間も丁度良く、木星の大赤斑、火星の大シルチスが綺麗に見えていました。TOA-130様だから当然っちゃ当然ですね。
自分で写したのは
冬の大三角を超える冬の超三角です。今しか見る事が出来ない豪華な三角形ですので、晴れた日には是非ご覧ください。
EOS6D HKIR +SAMYANG F2.8/14mm 15s×100 Sequator にてスタック、Photoshopにて調整。
もう一つ
冬の深夜と言えばコレを外すわけにはいきません。
南極老人星(カノープス)です。
一度見れば90日寿命が延びると言われているおめでたい星です。この星への信仰が日本に伝わる際、北日本ルートと南日本ルートで別々に伝わったのでそれぞれが別の神様と認識されてしまいます。その後七福神の寿老人と福禄寿として定着してしまったとの事です。
EOS6D HKIR+SAMYANG F2.8/14mm 15s×1Photoshopにて調整。
来年は平和で星が綺麗な一年になって欲しいものです。
皆さん良いお年を。
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