全体的には
テッカテカの光沢仕上げの方向で製作していますが、まず大前提になるのが表面仕上げです。ヒケの処理はもちろん、ゲート跡処理や継ぎ目消しは当然として、パーツ表面の仕上げがもろに影響してきます。特にヒケ処理の紙やすりの跡が大きく影響するのです。
対策として
皆さん#1000~#2000の紙やすりをかけて仕上げると思いますが、それでは全然足りないのです。じゃぁどうするのか? 私はこれを使ってサーフェイサーを吹く前にパーツ自体の表面をテカテカにしています。
これを使えばパーツが驚くほどピカピカになってしまいますw
ヤスリがけする前よりもピッカピカになりますので、その上からサフを吹く事になります。こう書くと「それって意味があるのか? サフで台無しだろ?」と思う方もいらっしゃるでしょうけど、十分なくらい光沢が変わるんですね。
もう一つのキモ
「光沢クリアーを吹いても光沢が出ない」というトラブルが多いそうです。つーか私もなりましたw
Mr.カラーのスプレーでは塗膜がぼってりするし液だれしやすいしで、結局エアブラシで吹く方も多いかと思います。そうなるとMr.カラーのクリアーよりもガイアノーツのコレを使うという方も多いかと。
私が初めて使った時には全然光沢が出なくて不良品かと思いましたw
じゃぁどうするのかというと、メチャクチャ薄めて使うのが正解でした。普通の塗装では2倍程度に薄めると思いますが、それどころじゃなく4~5倍に薄めて2~3度重ね塗りして使います。
これくらいを塗料皿に取ったら……
このくらいに薄めます。いやもうちょっと薄めてもいいかも。
ほとんど薄め液じゃねかよってレベルに希釈しないと、吹いても吹いてもサラサラになってしまって塗膜がしっとりと濡れた感じにならないんですよね。それじゃぁ光沢は出ません。とにかく薄めて重ね塗りがキモです。
そうやって塗ったのがコチラです。
なかなかいい光沢と金属感が出てると思います。
Mr.カラーの光沢クリアースプレーをお使いの方も一旦塗料皿に出して(跳ね返りに注意)から薄めてからエアブラシで吹くと液だれもしにくくなり、塗膜も薄くできていい感じでした。お試しあれ。
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